ブラジルに農業支援 首相、物流網の整備表明へ :日本経済新聞 |
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安倍晋三首相は今夏にブラジルを訪問し、ルセフ大統領との会談で農業関連のインフラ整備を支援する考えを表明する。ブラジルは穀物大国で、日本は第5位の輸出先。官民で共同の協議会を立ち上げ、ブラジルが穀物の輸出を円滑に増やせるように、農産物の輸送路や港湾、鉄道などのインフラ整備を後押しする。日本が安定して食料を輸入できる環境を整える。
首相は7月下旬から8月初旬にかけてブラジルやメキシコなど中南米を歴訪する。
ブラジルはトウモロコシや大豆の生産を増やしているが、港湾や道路、鉄道などの物流ルートの整備は不十分で、輸入する日本もリスクを抱えている。まず官民の協議会で改善策を練る。
さらに日本の企業がブラジルの企業に出資するときは、必要なお金を国際協力銀行(JBIC)から借りやすくする。日本の銀行がブラジルの農業関連の企業にお金を貸す場合には、独立行政法人の日本貿易保険が保険を適用しやすくする。
1979年から2001年まで日本とブラジルは、中部セラード地域を開墾して農地を造る大規模プロジェクトに取り組んだ。総事業費684億円のうち日本は279億円の政府開発援助(ODA)を供与した。ブラジルの大豆の生産が大きく増えたという。
物流網に食い込んでおけば そのあと、電車、トラック の技術も持ち込める。
投稿者 x3ru9x | 返信 (0) | トラックバック (0)