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ネパールの宗教

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● ヒンドゥ教 -Hinduism-


 ヒンドゥ教は輪廻や解脱を含む時の循環を信じており、生活様式、身分、職業などによるカースト制を特徴とする宗教です。現在はヒンドゥ教徒の割合が国内で最も多くなっています。


● ネワール仏教 -Newal Buddhism-


 インドからネパールへと伝わった仏教は、その後ヒンドゥ教の影響を受け、独自の「ネワール仏教」を形成していきました。ヒンドゥ教と共存するため、仏教でありながら「カースト制」があるなど、他のアジア諸国に伝わる仏教とは違う仏教スタイルを継承しています。


● チベット仏教 -Tibetan Buddhism-


 チベット仏教はチベットとの国境付近の民族を中心に信仰され、現在では中国から逃れたチベット仏教徒がカトマンズのボダナート周辺にコミュニティを形成しています。

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■ 仏教に取りこまれたヒンドゥの神々


 仏教(密教)が興隆する際、ヒンドゥ教の神々を取り入れていきました。これらヒンドゥなど外部の神々は、仏教では「天部」というカテゴリーに所属し、仏(如来、菩薩など)の守護神である護法神となっています。


■ 生き神「クマリ」について


 クマリはヒンドゥ教、仏教など数々の女神の生まれ変わりとされ、ネパールの国と人々に繁栄と成功をもたらす幸運の女神かつ預言者とされている。クマリはネワール族、中でも仏教徒でサキャ族の少女から選ばれる。

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 まぁ 仏教。 信仰の篤い国であることが救い。

投稿者 x3ru9x | 返信 (1) | トラックバック (0)

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Re: ネパールの宗教

クマリのシステムは凄まじいですよね。

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前任のクマリが初潮を迎えると、極幼少の女の子の中から一人が選抜されて、現人神とされる。

以降、その女の子は『クマリの館』と呼ばれる建物に幽閉され『全知』の神として扱われるため、言葉やその他の教養を一切教えられることがない。(お祭の時だけ神輿の最上段に担ぎ上げられて、外を連れまわされる。)

そして初潮を迎えると神性が失われたとして任を解かれ、突然世俗に放たれる、という・・・当然、ほとんどの元クマリがその後社会に適応できずに生きることとなります。


初めて知った時には衝撃的過ぎて言葉を失いました。宗教によって合法化された人権侵害。でも、それでも文化であり歴史なんだよなぁ。他人が悶々することじゃないけど、やっぱりいろいろ考えちゃいます。


あ、男の子的には割礼の無いこの国に生まれて良かったです。

投稿者 sbifb4 | 返信 (1)

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