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-- ペインツチェイナー --

● 「たんぽぼ」は、ウェブ上にあるばらばらなアニメ絵をごちゃ混ぜにして学習させたもの。

● 「さつき」は、日本のアニメ動画を何秒かごとに切り出してそれを学習させたもの。

● 「かんな」は、西洋絵画をウェブ上から集めて学習させたもの。

 なのではないか。 たぶんペインツチェイナーを作った人はそこを実験している。


 日本のアニメはどのアニメも絵的によく似ていて統一感がある。 それを教示用データに使うと一番いいツールになる。 そうゆうことではないか。

 「似ている」ことは、AIから見ると学習しやすい いい対象であって、「どれもよく似ている」ことは悪いことではなくて価値のあることであると。


 同じ絵柄でいろんなテーマを描くことがAIをよく育てることにつながる、という今までにない視点と価値が生まれつつある。


 「どれもよく似ている」が別な価値を持ち始めた。

 しかし、「どれもよく似ている」をAIが学習してそこからツールを作り、同じようなものをまた作っても人間にとっては飽き飽きしたものにしかならない、というのはある。

 それだから、「テーマ」 「世界観」 「時代性」 「何を立てるか」 「方向性は」 「どこから入る」、が大事になってくる。

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