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‘電子書籍は人の意識と社会を変える。音読から黙読への変化と同じくらい。’  (はてブ経由)

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http://nskw-style.com/2010/e-book/ebook-mind.html


 読んだ。


 おおげさなw...  "テキストは意味、人間の思考そのもの" ...そりゃそうなんだけど...


 こうゆう論に いつも抜けてるのがインタラクションについてのこと。 電子何々というコンテンツには薄皮一枚分の

インタラクション層が常に覆い被さっている。 内容のあるテキストの塊があっても、このインタラクション層で選択され

なかったらそこへは辿りつかない。 

 Life is beautiful の中島氏なんかはそのへんへの意識が高く、よく考えている。(なんて言い方はおこがましいですけど)


 内容のあるテキストの塊の上にインタラクション層がかぶっていて その層に何かラベルが出ていたとする。 ユーザーは そのラベルをクリックする。 クリックすると、ラベルとそれに対応するテキストの塊のどこかが 交換され 層にテキストが表れる。

 実に簡単なしくみ。 しかし、そこには 今何が見えていて何が見えないのか、次に何が見えてきて何が見えなくなるのか、 といった順序がある。 順序があればそれが文脈となりその中で意味が生じてくる。

 このことへの意識がもうちょっと欲しい。


 (上の文中のラベルのこと、続き) 入れ替わりとなったラベルは消さない。 ユーザーの目にはテキストが見えていて ラベルは消えたようになっている。 消えたようになってはいるがテキストの出所の位置にある。 そして、そこで姿を変える。 姿を変え 出現したテキストのどこかと紐づいている。 テキストを読み終え、消すときになって(or次へ行く) その紐が作動する。 

...とか。

 こうゆうインタラクションの奥のからくりのところ。 ここへの意識。 ここへの工夫。 文章力があって読ませる長文を書く人ほど、このへんの感覚がすっぽり抜けていたりする。

 インタラクション層はただのナビゲーションのような薄っぺらいものじゃない。

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