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‘古河スカイ、リチウム電池向け多孔体集電体を開発-高純度アルミで高容量化

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 古河スカイは22日、高純度アルミを使った多孔体構造のリチウムイオン二次電池集電体を開発したと発表した。3次元多孔体構造で形成し、従来のアルミ箔集電体と比べ合材層の保持性に優れるという。リチウムイオン二次電池の高容量化に対応することが可能になる。同製品は29日から3月2日まで東京ビッグサイトで開かれる、第3回国際二次電池展に出展する予定。

 新たに開発した集電体「ファスポーラス(FUSPOROUS)」は、最大95%の高気孔率の構造で、素材に良導電性の高純度アルミを使用し強度を確保。多孔体にすることにより、表面積を広くした。

 アルミ箔を使用した電極は、電気をためる物質である活物質を有効に働かせるため、合材層の厚みに制限があった。今回合材層の保持力を高め、電池セル単位の容量を上げることが可能な構造を検討。この結果、立体構造を電極に適用することで、課題を克服した。

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 リチウムイオン蓄電池技術の開発は続いている。


 第3回国際二次電池展   2/29日から3/2日まで東京ビッグサイトで。

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