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ギリシャ問題かぁ

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 ロンドン五輪を見ながらヨーロッパの騒乱を見ることになるのかな。


---- ニュース 引用 :

 6日の総選挙では過半数を獲得した政党がなく、第1党から第3党まで各政党が連立工作を試みたがいずれも失敗した。その後、大統領の仲介で挙国一致内閣樹立に向けたぎりぎりの調整が続いていた。

 再選挙が実施されても、議会の対立が続く構図は解消されない見通し。また緊縮財政反対を唱える政党が勢力を増すとみられており、新政権が支援合意を拒否する可能性が高まっている。

 支援合意を破棄した場合には、ギリシャへの支援が打ち切られることがほぼ確実で、そうなればギリシャは6月にも資金が底を付き、いずれはユーロから離脱せざるを得ない状況になるとみられている。

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 緊縮財政を強要されるのだったら もう支援はいらない。 ユーロから脱退して一からやり直す。 そんなところか。


 イギリスはユーロに加盟していない。 加盟しなかった理由がまた興味深い。(これはいくつかある理由の中の一つ)


---- ブログ記事 引用 :

「イギリスはユー口に加入したかったのである。しかし、入れてもらえなかった。」


◆イギリスがユーロに、加入できなかった。本当の理由  


  「イギリスはポンドを守って成功した」  

 「ギリシャ危機でも、ユー口圏に属さないイギリスはうまくやっている」ギリシャ危機勃発後、イギリスを高く評価するエコノミストが少なくないけれども、これはとんでもない勘違いである。

 イギリスはユー口に加入したかったのである。しかし、入れてもらえなかった。これが真実なのだ。


 1992年、いまだ基軸通貨時代の思い出が忘れられないのか、イギリスはヨーロッパ諸国となんの交渉もすることなく一方的にERM(単一通貨ユー口導入のための欧州為替相場メカニズム)参加を表明した。そして、1ポンド=2・95円という為替レートを、これまた一方的に設定するのである。

 このとき、ヨーロツパの経済大国ドイツ(1990年10月に東西ドイツ続一)の首脳はどう思ったか?

 「ポンドは実態よりも高すぎて、現実離れしている」

 イギリスのインフレ率はドイツの3倍、金利は15パーセント。ERMでは、ポンドの為替変動は上下2・25パーセントという狭い幅しかない。これを超えるとイングランド銀行が変動幅を再調整するか、準備金による市場介入を強いられる。すなわち、ポンドを買うか、マルクを売るかしなければならなくなるわけだ。


 ポンドはマルクに対して高すぎるーー機を見るに敏な投機家、ジョージ・ソロスに狙い打ちされたのはこのタイミングである。

 「相場は必ず間違っている。高止まりしているポンドがこのままであるわけがない(再調整するはずだ)」

 ソロスは即、15億ポンドの空売りを仕掛け、その後も総額150億ドルを市場に投入して、ポンドを売り浴びせるのである。結局、イングランド銀行は、ポンド暴落を阻止するために240億ドルもの外貨準備金を投じたが、すべて市場に吸収されてしまう。この「ポンド危機」でソロスだけでも10億~20億ドルもの儲けを手にした、という。


 こうして、ポンドは、正式にERMを脱退して変動相場制へと移行することになるわけだが、ポンドがこのままユー口に加入すれば、新通貨ユー口までもがヘッジファンドの餌食にされかねない、というドイツの強硬な主張もあって、イギリスはユー口加入を断念せざるをえなかったのである。


 イギリスの戦勝国呆けは手ひどいしっぺ返しとなった。もちろん、政府の失態はすべてイギリス国民が負わされた。政府にできることはせいぜい、首相であったジョン・メイジャーのクビを差し出すことだけだった。

 皮肉なことだが、ERM脱退後、ポンドは下落(…ポンド安)輸出競争力がついて、イギリスは景気回復するのである。

- (人力検索はてな)

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『2003年にゴードン・ブラウンがイギリスはまだユーロに加入するべきでないと結論を下した。 特に住宅価格の変動が理由として示された。 世論調査では、イギリス人の大部分が通貨の統一に反対した。』

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