‘ネット翻訳ベンチャーGengoに出資 ドコモ系など6社’ |
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2013/4/23 2:00
NTTドコモ系投資会社など6社はインターネットを使った翻訳サービスを手がけるベンチャー、Gengo(ゲンゴ、東京・渋谷)に出資する。投資総額は1200万ドル(約12億円)。専任スタッフによる精度の高い翻訳と33の多様な言語に対応しているのが特徴で、米グーグルなどが利用している。ドコモなどは出資を機に自社のネット事業強化に生かす。
出資するのはドコモ・イノベーションベンチャーズのほか、米インテル傘下の投資会社インテルキャピタル、無料音声通話サービス「スカイプ」の生みの親であるニクラス・ゼンストローム氏が率いるアトミコなど6社。各社の出資割合は明らかにしていない。
ゲンゴは顧客からネット経由で翻訳の注文を受け、全世界に約8千人の翻訳スタッフに依頼する。原則として依頼のあった言語を母国語とするスタッフが翻訳するため、無料の機械翻訳より正確で自然な表現が可能だ。
料金は1文字あたり3.5円からで、一般的な翻訳サービスの3分の1程度。電子商取引サイトの商品説明や利用者による評価、交流サイト(SNS)の投稿文など、比較的短文の場合、コスト削減に役立つ。
ドコモ・イノベーションベンチャーズはSNSやスマートフォン(スマホ)の世界的な普及をにらみ、ドコモのスマホ向けサービスなどへの活用も視野に投資を決めた。
グーグルは動画投稿サイト「ユーチューブ」の動画の字幕を翻訳するためにゲンゴのサービスを利用。楽天や中国の電子商取引サイト大手アリババ・ドット・コムも試用している。
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投稿者 x3ru9x | 返信 (0) | トラックバック (0)