次世代スパコンは なぜ神戸なのか |
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科学技術 |
>> 同部会では、神戸市を次世代スーパーコンピュータ施設の建設地として決定した理由として、施設の整備費・運用費のコスト評価に加えて、SPring- 8、および発生・再生科学総合研究センター、分子イメージング研究拠点などの科学研究設備の整備・運営などを通して、これまで理研と兵庫県や神戸市、地元周辺の学術機関や産業界との間に築かれた密接な協力関係や実績を挙げた。 <<
で、今年9月、
>> ‘100兆分の1秒を観察 夢の光・XFEL施設公開’
細胞の働きや、化学反応の仕組みを原子レベルで観察できる夢の光「X線自由電子レーザー」(XFEL)の施設が兵庫県上郡町にほぼ完成し、17日、報道機関に公開された。世界有数の性能を誇る大型放射光施設「スプリング8」より、10億倍強い光が出せる。基礎科学だけでなく、新薬や電池の開発などに役立つという。
電子を128台並ぶ加速器でほぼ光の速度まで加速。さらに磁石でジグザグに揺らし、XFELの光を生み出す。0.1ナノメートル(ナノは10億分の1)の世界で、100兆分の1秒に起きる現象を見分けられる。 <<
つまりは、スパコンを 「X線自由電子レーザー」(XFEL) と一緒に使って、実証とシュミレーションの両方で研究したり、XFELで得られた大量データを処理したりするため。
かしこいですねー。 実証データがなければ いくらスパコンの性能がよくてシュミレーション計算に長けていたとしても 実物の原理は霧の中。 中国がスパコンで優位に立ったとしても基礎物理を支えるこうゆう装置(XFEL) がなけば処理能力は生きてこない。(科学技術じゃなくて銀行のシステムなんかに使うのかもしれないけど)
リチュウムイオンの振る舞いもこれで研究が進む。
"2012年に リチウムイオン二次電池業界全体がブレイクする"
せひ、そーなってほしいですねー。
中国の消費が本格化してくのと同調するかのように研究開発が進めば いろんな分野でアドバンテージが取れる。
投稿者 x3ru9x | 返信 (0) | トラックバック (0)