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共同技研化学、瞬間接着剤並み強度のテープ開発

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 【川越】共同技研化学(埼玉県所沢市、浜野尚吉社長、04・2944・5151)は、工業部材などの接着に利用できる両面接着用「瞬間接着テープ=写真」を開発した。貼り合わせ後、約1時間で接着力10キログラムと、汎用ゴム系接着剤と同等になる。弾性があるため位置ズレや衝撃に強く、市販の瞬間接着剤などに比べて経年劣化が少ない。月内に量産試作を開始し、年内の市販を目指す。

 自動車部品の防水シールなどの接合工程では両面テープで仮止めした後、接着剤を塗るケースが多い。一方、浜野社長は「瞬間接着テープを利用することでこうしたマルチ工程が一工程で済むようになる」としている。

 同テープはアクリル系の両面テープ粘着層内部に空気中の水分で硬化する触媒を封じ込めており、テープ接着後に硬化反応が進む。粘着層の中の厚み方向に分子量の勾配を付け、表面層と中間層に異なった物性の構造を形成する独自の「分子勾配膜」技術を採用。  http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820130529cbax.html

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 3Dプリンタ成型物の接着などにも。

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