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アトピー性皮膚炎、過剰たんぱく質で発症−兵庫医大など解明:日刊工業新聞

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 兵庫医科大学の山西清文主任教授らの研究グループは、三重大学などと共同で特定のたんぱく質が過剰に産生されると、アトピー性皮膚炎の発症が誘導されることをマウス実験で突きとめた。アトピー性皮膚炎の治療薬開発などにつながると期待される。

 研究グループは、表皮細胞の核内にあるたんぱく質、インターロイキン33(IL―33)に着目。皮膚でIL―33を正常時の約10倍出すマウスを作製したところ、マウスはアトピー性皮膚炎の症状が自然発症してきたという。皮膚は厚くなるとともに、かゆみのもとになるヒスタミンを分泌する細胞も増えており、ヒトのアトピー性皮膚炎にも似ていることが分かった。

 一方、皮膚やリンパ節、血液に血液の細胞の一種、好酸球を誘導する「自然リンパ球」という免疫細胞が増加したという。山西主任教授らは皮膚でつくられるIL―33が自然リンパ球の活性化で好酸球を増やし、アトピー性皮膚炎が発症したとみている。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1020130806eaaf.html

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 原因が分かった。

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