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アイスマン復元

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- (ナショジオ)


>> 世界最古の完全なミイラは、歴史的に比較的新しい農耕社会で暮らしていたようだ。アイスマンの名で知られるミイラが着ていた服を調べたところ、彼はアルプスで牧畜をしていた可能性のあることが分かった。


 アイスマン、あるいは「エッツィ」の名で知られる5000年以上前のこのミイラは、新石器時代のヒツジの毛でできたコートやゲートルを身に付けていた。レーザーを用いた新しい化学分析法でこのミイラを調査したデータから、このような結果が明らかになったという。


 これまでクマの皮でできていると考えられていた革靴も、大昔の家畜のウシの皮でできていることが判明した。このウシは、ミイラが発見されたアルプス地方で、季節ごとに場所を変えながら放牧されていたとみられる。


 この研究を率いるドイツのザールラント大学のクラウス・ホレメヤー氏は、「着ているものが野生動物の皮や毛ばかりなら、ヒツジ、ヤギ、ウシといっ た家畜とは関わらない原始的な狩猟採取社会に生きていたことになるが、アイスマンの装身具は主に家畜から作られていたので、それよりも進んだ農耕牧畜社会 に暮らしていたのだろう」と述べている。


 なお、食物の残留物の調査から、彼と同時代の人々は既にオオムギや初期のコムギを食べていたことが分かっている。ここからも、彼の生きていた社会で農耕が行われていたことが裏付けられる。 <<

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