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"使い方の説明" について

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 iPad を持っていない人に iPad の使い方の説明をすると それは広告になる。 アップル製品の場合、説明が要らないほどに使いやすいから 使い方の説明が短く かつ 軽い。 実機を持っていないにもかかわらず、使い方が頭に入ってしまう。

 そうなると製品をものすごく軽く感じるようになる。

 製品の性能のよさを一つ一つ取り上げる広告はセールスマンの口上。

使い方の説明をただ説明するのではなく演出しエンタテイメント的なものにしたなら、実機をもっていない人にとって興味をもって向き合える具体的な広告となる。

 簡単な "使い方の説明" は短く軽いから、普通の人が友達なんかにも言いやすい。(普通の人はセールスマンのように性能のよさを一つ一つ説明するなんてことはしない) それゆえ口コミも広がる。 口コミによって広がったアップル環境はその世界から他の広告を締め出す。 アップルファンは、他の製品の広告なんて まったく聞いていない。 これこそ、広告のシェアを取ってしまったあとの力であり、背景環境の支配。 ユーザーが他の広告を締め出してくれる。


 使い方が簡単 というのは買ったユーザーが使いやすい というだけのことじぁーない。 広告やマーケティング(つまり製品の背景) とも結びつく。 簡単な使い方を わざわざ "使い方の説明" として演出することで広告コンテンツを作れる。


 セールスマン的な説明は、もっと詳しく知りたい人によってコールされるもの。 自分から吹っかけちゃーいけない。


 使い方が難しいものは、"使い方が難しいんだよね..." と言った時点で話が終わってしまう。 会話が広がらない。(ゆえに口コミも広がらない)


 人とて同じだろう。 簡単な動機付けでテキパキ動いてくれる人は 使い方が簡単ということで、使った人はその使い方を他の人にも伝える。 そうして人気が出る。 単純なやつほど人気がある理由はこれでしょ。

 使い方の難しい男は人気が出ない。 日ごろ難しいことを考えているから難しく見えるんじゃなくて、対人関係において簡単に動いてくれる簡単な使い方が見当たらないからあの人は難しい、と見えてしまう。 そこを自分から言えばいいわけだ。

 「俺は女性からの褒め言葉に弱いから ちょっとした褒め言葉で簡単に動くでぇ~、おばちゃんはアカンけど..」 みたいな感じで。

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Re: "使い方の説明" について

"使い方の説明" について (その2)

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 マックがこれから先も高性能化 & 小型化し、頭蓋骨の裏側に埋め込めるインプラントとなったときのことを考えてみる。


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 マックインプラントは説明もいらないほど直感的に使えるからマニュアルは用紙一枚だけ。


 施術室でインプラントの埋め込みを終えたユーザーは 帰り際に使い方を記したその用紙一枚を渡される。


 直感的に使えると言っても、ちょっとしたコツのいる使い方が1つ2つあって そのマニュアルがないとかなり遠回りすることになる。


 ユーザーはマックの使い方は簡単という先入観からマニュアルを軽く見て 案の定その一枚のマニュアルをなくしてしまう。


 マニュアルをなくしたユーザーはしょうがないから推理力を働かせ試行錯誤を繰り返し、マックインプラントの使い方を身をもって体得する。


 そうしてインプラントへのアクセスの方法を体得し、マックの力を存分に引き出すことができるようになったそのユーザーは、いつしかマックマスターと呼ばれるようになった。


 あるとき彼は、まだインプラントを埋め込んでいない友人にインプラントの使い方を伝える。


 彼がした説明は実に簡単で、心をビュアにしてある種の脳波を出し 脳の状態を一定にしろ、というものだった。


 そうして何日かの後、友人もインプラントの施術を施し、帰り際にマニュアルを渡される。 そのマニュアルを読んでみると、マックマスターが言ったこととほぼ同じだった。


 ただ一つだけ違ったところは、"心をビュアにすること" という文言がどこにも書かれていないことだった。

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 使い方の説明が広告となる、と前のエントリーで書いた。

 このお話においては、まだインプラントを埋め込んでいない友人に使い方を説明するところが広告しているところとなる。

インプラントを先に埋め込んだユーザーは、まだ埋め込んでいない友人に 力の引き出し方を伝え、夢を与えている。

 このお話は、外にあったものを体の中に置いたなら、という思考実験。 前のエントリーで書いた "使い方の説明" での広告手法とその原理は同じ。(インプラントをまだ埋め込んでいない = まだマックの実機をもっていない。 実機を持っていない状態で使い方の説明を聞いているシーン(つまり広告されているシーン)) (※ "使い方の説明" での広告手法とは、使い方を説明するまでもない操作が簡単な機器の操作を、実機をまだ持っていない見込み客に対して 演出を伴わせながらわざわざ説明する広告手法。 ex. まだプッシュホンを持っていない見込み客に、操作をピッポッパッと音演出して説明する。(かなり古いですがわかりやすいので))


 で、これを今度は別な角度から見てみる。 すると... そうなんですねー、こうゆうお話の持って行き方は映画やアニメによくあるんですねー。

 この一つの広告手法と言うべき "使い方の説明" (使い方を伝える) は、実は 映画やアニメの典型的なシナリオでもある。

スターウォーズもそう、このお話は force(フォース) の使い方を覚えていくルークスカイウォーカーの旅路を連想させる。

 つまり、力にまつわる一連の物語を進行させる原理と、"使い方の説明" による広告手法とは根は同じで、見た目やムード、語り口調を変えただけだということ。

(映画の途中にいる観客はまだフォースを持っていない(映画の途中とはフォースがどうゆうものかの説明途中 & フォースの操作感を観客が掴んでる途中)。= 使い方の説明(実は広告) を受けている見込み客はまだ実機を持っていない(実機をイメージできるほどの操作感はまだ掴めていない。操作感をリアルに伝えることで実機のイメージを刷り込む、があって。))

 物(or 何か)の力が目に見えない力となって自分に宿り、その力(言い換えれば目に見えない装置) の使い方を自分の体験(試練)によって体得し、体得したものを伝える(表現する) という形であるなら物語。


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投稿者 x3ru9x | 返信 (0)

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