デンマーク戦 |
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サッカー |
いやー、すごかった。 見ていて ほんと面白い試合だった。 日本は覚醒しましたよ。
松井のキラーパスがカツンッ! と出て そのボールを追った長谷川 長谷部のスピードも速かったー。
後半には ペナルティーキックのハラハラがありーので、盛り上がりどころタップリ。
アグレッシブさでギリギリしていて、いい試合だったー。
前半の最初の方、そんなアクレッシブな攻撃ゆえ 前がかりになり、選手間の距離が開いてしまった。
あのへんのデンマークは冷静で、事前の研究から日本のパスを次々とカットしていた。
それを受けての岡田監督の判断がなんといってもよかった。 あっ、これは研究されて読まれてるな と判断し、
全体を一旦下がりめにして 間を密にしながらピッチ内の指揮系統と自分たちのパス展開のテンポを取り戻した。
あそこで無策のまんま突っ込んでいたならイタリアと同じようなことになっていただろう。
イタリアのパスの切られぐあいといったらなかった。前と同じメンバーが8人もいて同じような戦い方であるなら、
それはスロバキアの事前のシュミレーションどおりの動きで、戦力は相手に対して一段落ちた状態と同じだ。
状況をみての方向転換は はじめから頭の中にあったのだろう。 ボールを取られて回されはじめると相手チームは
ボランチからの攻撃系統の整った組織的攻撃になる。 その組織的攻撃はカウンター攻撃なんかよりはるかに
脅威だ。 相手の弱点を突きながら攻め入る攻撃はあとでもいい、岡田監督は ゴール前で敵に進入コースを与えない
よう再度組織を立て直すという戦い方にすばやく切り替えた。
この守への切り替えが速かったー。 今回、岡田監督はセカンドボールを相手と競り合ってマイボールにする
ようなことよりスペースを組織的に詰めて守ることの方をずっと優先させている。
こぼれたボールがいつも敵のボールになっているように見えるのはそのためで、セカンドボールをマイボールに
しようと拾いに行くとスペースが僅かでも空いて進入コースができてしまう。 組織的守備が崩れない範囲で
なら取りに行く、崩れるならやめる、と何か割り切りがあったように思えた。 その割り切りはデータ分析からの
戦略なのだろう。 (その割り切りも攻守の切り替えの速さにつながっている)
攻守の切り替えがすばやいというのは、チームの意思統一が うまくいってることの証。
でもって、そんな中、あのフリーキック2本。 本田選手がフリーキックで自力覚醒、その覚醒の影響を受けて
遠藤が他力覚醒、この2本で日本は完全覚醒した。 タイプの違うあの2本のフリーキックはほんと美しかった。
前のエントリーで書いた 俊輔、矢野、これはずいぶんと見当違いで、まったくの 自分の妄想でした。www
(ネタでした) (対デンマークということにおいて)
さて、パラグアイ戦。
今回の試合によって日本はパラグアイに、日本にフリーキック許してしまったなら 入れられてしまうかも
しれないという意識を植え付けた。 それゆえパラグアイはフィジカルなアタック(ファール)に慎重になる。
(わずかかもしれないが) これだけでもちょっとした圧力。 デンマークとの戦いの内容がパラグアイ戦にリンクし影響する。
次もまた たのしみだわい。 まぁただ、負けたときの心の準備もしておかなくては... 今回の勝ちがあるだけに
負けると落差が大きくて苦しくなる。
投稿者 x3ru9x | 返信 (1) | トラックバック (0)