asahi.com(朝日新聞社):荒木飛呂彦もハマった 仏漫画「バンド・ デシネ」の挑発 - 文化トピックス - 文化 |
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凝った絵画の連なりで物語を紡ぎ、作家はアシスタントなしで年1冊ほど刊行することが多い。現地では年に約3千タイトル刊行され、100万部超のヒットも出ている。「大きく言えば読者の要望に応える日本漫画、作家が作りたい作品を描くBDという違い」とトゥルモンドさんは言う。
中でも芸術性の評価が高いドクレシーさんが先月末、「氷河期」(小学館集英社プロダクション)と「天空のビバンドム」(飛鳥新社)の邦訳刊行を機に来日。仏大使館でのパーティーに、推薦文を寄せた荒木さんら120人が集まった。来場者に、BDの魅力などを尋ねた。
「高級な絵本のようで、線に立体感がある」。荒木さんがドクレシーに引かれる理由は「絵」にある。すべてカラーで「一枚絵としても見られる」からだ。「電車で読むのでなく、家でじっくり楽しむものだと思う」という。
なぜ「美しい」のか。BDの影響を受ける漫画家の寺田亨さんは、背景の描き方の違いを指摘した。「人物の動きを重視する日本漫画と違い、背景に力が入っている。街並みは美しい絵のようだ」と。
投稿者 x3ru9x | 返信 (1) | トラックバック (0)