しっかし、パースのことを言いだしたら きりがない |
返信 |
雑感 |
基本的に、パースはセザンヌ以前のもので、古臭い絵の描き方。 印象派によってパースにそった描き方なんぞ くそくらえ、となった。 その流れがずーーと今まで続いていて、"スーパーフラット" となっている。
いい絵は 絵が時間を抱えているもの。 その時間とは、間。 間を出すためにはさまざまな距離感が必要。
距離感の出し方は、その人の遠近法による。 そしてそれこそが その人の表現スタイル。
何に近くて、何に遠いのか、何が身の回りにあふれかえっているのかいないのか(物 あるいは物以外(虚無、孤独))。
モチーフは 描き手から対象までの距離感によって取捨選択され、モチーフとの間合いは 描き手の遠近法スタイルによって表現される。
だから、自分の表現スタイルを自分独自なものにしようと思ったなら 自分独自の遠近法を編み出す必要がある。
遠近法はパースだけじゃない、色や明度、階調の流れ具合、線の強弱 太さ細さ、半透明感 マット感、点 線の粗密、など遠近を出す手は他にもいろいろある。
投稿者 x3ru9x | 返信 (1) | トラックバック (0)